PHPは比較的習得しやすい言語だと言われています。
しかし、プログラミング言語であることは変わりありません。
プログラミング学ぶには正しい順番で進めていくことが挫折しない学び方です。
正しい学び方のロードマップに沿ってぜひ挫折しない学習を行ってください。
ロードマップについては、こちらの記事で詳細に解説しました。
今回はPHPの私がおすすめする学習教材(本や動画、スクールなど)をご紹介します。
PHPのおすすめ学習方法(書籍)
PHPのおすすめ学習方法のひとつである、書籍について解説していきます。
書籍で学ぶメリット・デメリット
書籍はプログラミング言語を学ぶのに書籍はとても有効なツールでした。
私自身も新しい言語やバージョンが出た時には良く書籍を購入して勉強していました。
過去形であるのは、どうしても情報が古くなりやすいということです。
書籍は体系だった解説をされていてとても学習しやすいのですが、書籍であるがゆえに発信してしまった瞬間から更新できずに情報は古くなり続けます。
体系だって説明できることはメリットですが、情報が古くなり続けることはデメリットですね。
現場に即した新しい言語を身につけよう。とお考えなら書籍ではなく、後述するUdemyなどの動画教材を選択してください。
ただ、初学者の方にとってはひとつひとつわからないところを順番に、自分のペースで進められるというところはメリットのひとつです。
また、私はドキュメントを画面ではなく紙で見ないと覚えられないという特性を持っています。
このような方にも書籍は向いている教材だと言えます。
書籍の選び方
気を付けたい書籍を選ぶ上で気を付けてほしいのは使用しているプログラミング言語のバージョンです。
どれだけ評価や書籍自体が良いものだったとしても、その書籍の購入はやめましょう。
技術自体はそれほど大きく変わっていないとしても、教材に記述してあるサンプルや動作そのものが動かせない可能性があります。
できるだけ最新のバージョンに近いもの、3年以内に発行されているものを探しましょう。
書籍のデメリットとして印刷物は更新できない。と解説しました。
しかし、最近ではサンプルコードをダウンロードできる書籍もあります。
このような書籍の場合、サンプルコードは改訂してくれていることもありますので、できるだけサンプルコードがダウンロードできるものを選びましょう。
おすすめ教材
こちらの本はPHP8に対応しています。
レビューを見ると開発環境により不具合が起きる可能性があるようです。
Windowsの場合とMacの場合の開発環境のインストールにも言及されていますので、良く読んで進めてくださいね。
初心者からちゃんとしたプロになる PHP基礎入門〈PHP8対応〉
こちらはPHP7.2と少し古いバージョンの書籍ですが、オブジェクト指向やプログラミングを学習する上での細かな説明が載っています。
手を動かして履修する。というよりは、知識を増やす読み物として手に取ってみるとよいでしょう。
できれば、上記の本をマスターした後に読むと良く理解できます。
PHP本格入門[上] ~プログラミングとオブジェクト指向の基礎からデータベース連携まで
PHPのおすすめ学習方法(Udemy)
もうひとつのPHPのおすすめ学習方法である、Udemy(動画学習)について解説していきます。
Udemyで学ぶメリット・デメリット
Udemyにこだわっているわけではないのですが、動画学習サイトの中で講座の圧倒的な数を鑑みてもUdemyはおすすめです。
今でも新しい技術の講座を購入して学習することがあります。
動画なので、ひとつひとつの動作がわかりやすいところが何と言っても最大のメリットですね。
同じように動作させてもトラブルが起きたりします。そんなときはQAで講師に質問できるところも挫折しにくい一因です。
何と言っても更新頻度が高い!バージョンが変更されたり、エラーが起きている部分は逐一修正して動画を作ってくれる講師が多いです。
Udemyは頻繁にセールを行っているのでその時を狙って購入してみてください。
デメリットは、学習のときにパソコンの前から離れられないことくらいでしょうか?
初学者の方には動画学習は特におすすめしたい学習方法のひとつです。
講座の選び方
書籍と同じなのですが、動画で扱っているバージョンは良く確認してください。
Udemyはかなり頻繁に更新される講師が多いのですが、中にはベストセラー認定されていてもバージョンが古い講座があります。
これから学ぶのに古いバージョンをわざわざ選ぶ必要はありませんので、ぜひ新しいバージョンを取り扱っている講座を選んでください。
人間には生理的に受け付けない。というものがあります。
いかに優れている講座でも、評価が高くてもどうしても講師の声や話し方がどうしても受け付けない。ということがあります。
これは、仕方のないことです。
公開されている講座がいくつか聞けますので、購入前に必ず聞いてみてください。
説明の仕方がわかりやすいか?理解しやすいか?を良く聞いて購入してくださいね。
おすすめ教材
PHPからLaravelまで サーバーサイドをとことんやってみよう【初心者から脱初心者へ】【わかりやすさ最重視】
プログラムの構文や制御についても触れられてはいますが、深くまでは言及していませんので、制御や構文の知識は必要でしょう。
技術的には少し薄いかな?と思うところもありますが、「深く知る」ことに重きを置かず、とりあえず触ってみる。にフォーカスして、ひとつアプリケーションを作り上げることができるのは体験として良いと思います。
開発環境は最後の補足部分で言及していますので、そちらを見ながら一緒に作業してみてください。
PHPを使って開発する。ということを体験したら、こちらの講座も受講してみましょう。
短い講座ですが、オブジェクト指向についてしっかりと説明されています。
実際に作業をしながら説明してくれるので、頭にすんなり入っていくでしょう。
PHPのおすすめ学習方法(スクール)
最後はPHPの学習方法である、プログラミングスクールについて解説していきます。
スクールで学ぶメリットデメリット
私はなんでも効率化したい人なので、何かを始める時には必ずその道のプロに教えを請います。
ゴルフ、将棋、書道、格闘技と色々と趣味はありますが、どれもスクールや教室に通ってどれもプロに習っています。
なぜかというと、単純にそれが一番の近道なんです。
独学で色々と勉強することはもちろん悪いことではありません。ですが、効率よく本当に必要な技術を身につけたい。と思うのなら、スクールは一番効率が良い方法です。
これからの必要な技術を体系だったカリキュラムで、プロのエンジニアが並走しながら教えてくれる。これほど効率の良い学び方はありません。
デメリットとしては、やはり費用面ですね。
費用と内容をしっかりと見極めることが大切です。
スクールの選び方
スクールを選ぶときに確認するポイントは5つ。
- 学習する言語
- カリキュラムの内容
- 履修想定時間と料金
- 講師とサポート体制
- 終了するとできるようになること
この5つを抑えて自分に合ったメンターや講師がいるスクールを見つけてください。
この内容についてはこちらの記事で詳細に解説しています。
スクールに通うにしても、一緒に走ってくれるメンターや講師は大事です。
無料相談を設けているスクールがほとんどなので、色々なところでまずは相談を受けてみましょう。
おすすめスクール
私がおすすめするのは、DMM WEBCAMP PHP/Laravelコースです。
このスクールのカリキュラムを見るとしっかりと開発技術を身につけられることがわかります。
PHPを習得したあと、例えば転職したい。就職したい。と思ったときに、現場で最低限必要になる技術が身につきます。
また、このコースの期間が1か月から選べることが驚きです。(ただし、毎日8時間の学習時間を要します)
総学習時間は変わらないので、毎日どの程度学習時間を取れるのかによりコースを変更できる柔軟性も良いですね。
ご自身が楽しいと思えるペースで通ってみてください。
まとめ
今日はprogateで学習したあとに学ぶべきおすすめの教材を紹介してきました。
もし気になる教材やスクールがあれば、TwitterのDMで問い合わせいただければ私が答えられる範囲でよければお答えします。
プログラミングは毎日コツコツが基本ですのでなかなか習得には時間がかかります。
ですが、毎日コツコツ積み重ねることで必ず成果は現れます。
ぜひ、心折れずに一歩一歩前に進んでください。
エンジニアとして皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。