この記事は、今からプログラミングを学ぼうと思っているけど、何を学べばよいのかわからない。と思っているプログラミングの全くの初心者さん向けとなっています。
アプリとひとことに言っても実はたくさんの種類があることをご存知でしょうか?
アプリ(アプリケーション)が動作する環境から考えるとこのように大きく分けて4つに分けることができます。
今日は組込ソフトウエア(アプリ)について解説していきます。
ネイティブアプリ、ハイブリッドアプリについては、こちらで説明していますので、参考にしてみてください。
アプリの種類、そのアプリを製作するための言語、アプリの将来性などをひとつひとつ解説します。
プログラミング言語には得意なこと、不得意なことがあります。
組込アプリ(組込システム)
プログラミングを学ぼうと思うと、Webアプリケーションやスマホなどのモバイルアプリケーション(ネイティブアプリケーション)が多くヒットすると思います。
ですが、組込システムとは聞き慣れないかもしれません。
今回は組み込みソフトウエアについて解説していきましょう。
組込(ソフトウエア・システム)とは
組込システムとは、「電子機器、電気機器上で動作するソフトウエア」です。
組込ソフトウエアを必要としているのは、電子レンジ、炊飯器、エアコンなどの家電はもちろんのこと、自動車、電車、飛行機などは今や組込ソフトウエアが動かしていると言っても過言ではありません。
IoTが進む現代において組込系のエンジニアは不足していく一方です。
組込エンジニアの仕事は電子機器、電気機器を作動させるためのソフトウエアを機器のマイコン上に設置することです。
パソコンやモバイルデバイスのようにOSがない機器もあるので、ハードウエアに近いところからの開発を行うこともあります。これらをファームウエアと称されることもあります。
組込で使用されるプログラミング言語
組込で使用される言語を挙げてみました。
もちろんほかの言語で実装されることもありますが、一般的なものを挙げています。
- C言語
- アセンブリ
- C++
- Java
組込を目指すのであれば、C言語とアセンブリを覚える必要があります。
職業訓練校などに組み込みコースがあります。
これを使うと修了後の就職にも役立ちそうです。
組込系を目指すのなら、プログラミング言語ができることは基本の技術として当たり前となっています。
上に挙げた言語の1つでもいいので習得することを目指しましょう。
組込の将来性
組込系は現在でも技術者が7~9万人不足していると言われています。
組込系の技術者にはソフトウエアだけでなく、ハードウエアの知識も求められ、幅広い知識が必要であることも技術者不足の一因でしょう。
しかし、今後ますます需要は高まっていくばかりの業界ですので、転職先に困ることはありません。
就職先としては、電機機器・電器機器メーカー、自動車メーカー、医療機器メーカー、航空機メーカー他、様々な業界への道が開けます。
まとめ
組み込み系は特に若手が少ないと言われている業界でもあります。
プログラミングに興味を持っているのでしたら、ぜひプログラミング言語を1つ習得して、組み込み系を目指してみてはいかがでしょうか?
まずはプログラミング言語を身につけたい。という方にはスクールをおすすめします。
スクールでは、体系的に学んでいくためのカリキュラムがあります。
また、トラブルを質問できるメンターや講師がいます。
このような整った環境を手に入れて挫折しない学習方法を見つけることが最短のルートです。
以前スクールについても解説していますので、こちらを参考にしてみてください。
また、モバイルアプリケーション、Webアプリケーションの技術者についてはこちらの記事で解説しています。