Javaは今も根強い人気を誇るプログラミング言語です。
前編に引き続き、今回もJavaについて解説していきます。
前回の記事についてはこちらを参照してください
Java習得へのルートマップ
前編でも解説しましたが、おさらいしましょう。
Javaは学びにくいと言われていますが、学ぶ順番を間違えなければ挫折率はグンと下がります。
現役エンジニアとして25年以上Javaと付き合ってきた筆者が考えるJava習得のロードマップです。
実はこのロードマップはJavaだけではなく、Webアプリケーションを作成する言語すべてに適用できます。
今回は
④HTML&CSSを学ぶ
⑤データベースを学ぶ
⑥Webアプリケーションを作る
について解説していきます。
①~③については、こちらの記事を参照してください。
④HTML&CSSを学ぶ
Webアプリケーションを作成するには、Webサイトを制作するHTML&CSSは外せません。
基礎で良いのでHTML&CSSを学習しましょう。
JavaScriptはWebサイトに動きを付けることができます。
こちらも併せて学ぶと良いですね。
HTML&CSSを学ぶ(おすすめ教材)
HTML&CSSの基礎はそれほど難しくはありません。
こちらの本は、長年愛されているHTML&CSSの入門書です。
基本ではありますが、細かい説明もしっかりとあり、またWebサイトの公開にまで言及しています。
HTML&CSSの基礎を固める学習に最適です。
⑤データベースを学ぶ
データベースの知識はアプリケーションを扱う際に必要となることがあります。
ほとんどのアプリケーションはデータベースを利用していますが、中にはデータベースを必要としないアプリケーションもありますが、ほとんどのアプリケーションではデータベースを利用しますので、一緒に学ぶことをおすすめします。
データベースはデータを格納し、必要に応じてそこから取得するという機能です。
現在のデータベースはRDB(リレーショナルデータベース)やKVS(キーバリューストア)などが主流です。
初めに学ぶのであればRDBをおすすめします。
データベースを学ぶ(おすすめ教材)
実践に沿って学びたい、手を動かしながら学びたい方にはこちらの本がおすすめです。
スッキリわかるSQL入門
クエリの練習問題がたくさんついているので、しっかりと身につけることができます。
概念やデータベースの構造もしっかり学びたい方にはこちらの本がおすすめです。
SQL 第2版 ゼロからはじめるデータベース操作
Javaからデータベースを操作する方法も解説されています。
⑥Webアプリケーションを作る
いよいよWebアプリケーションを作りましょう。
ここまで様々な知識を学習してきましたね。
その集大成をここで完成させましょう。
JavaでWebアプリケーションを作成するにはフレームワークを導入する方法があります。
フレームワークとは、便利機能をパッケージ化したようなものです。
もし、いちからしっかりと学びたいということであれば、ひとつひとつ自分で作ってみてからフレームワークを導入してみることも良いでしょう。
Webアプリケーションを作る(おすすめ教材)
現場での採用も大変多いSpring Frameworkを利用したWebアプリケーションの入門書です。
Spring Framework超入門
今までに学習した内容も凝縮して解説されていますので、復習するつもりで読んでみましょう。
MVCの解説もあったりとかなり実務に沿って解説されています。
もし、基礎の知識を身につけたのでしたら、こちらの本をおすすめします。
Java言語で学ぶデザインパターン入門第3版
実務では使わない。などと言われるデザインパターンですが、フレームワークの中ではデザインパターンを多数使用しています。
もちろんブラックボックスとしてフレームワークを使うことも良いですが、技術者として今後活躍するつもりなら、内部のことも知っておきましょう。
Javaの将来性
今回はJavaの学び方のロードマップの後半を解説してきました。
実際にJavaを習得すると、エンジニアとして活躍できるのか?今後はどうなるのか?を考えてみましょう。
Javaの技術者として募集されている案件としては、現在、新規の案件は少ない印象です。
どちらかというと、大規模システムの改修や増設などで募集されている印象です。
ですが、今後もそういった技術者は必要となりますし、なくならない技術のひとつだと思います。
Javaは学ぶことが多く習得するには大変な言語ではありますが、技術者としては息が長くなる傾向が強いです。
また、Javaを扱う技術者としてだけでなく、Javaを習得していれば多言語の習得にはそれほど時間がかからないため、他の言語への応用もききます。
そういった意味では、最初にJavaを学ぶのは効率がいいのかもしれません。
Javaのおすすめ学習方法
さぁ、これからJavaを独学で学ぼうと意気込んでみたものの、こんなに学ぶことがあるのかと不安になった方もいるでしょう。
初学者の皆さんに私はいつもスクールをおすすめしています。
ゴルフでも、楽器でも、プロについて習うほうがより必要な技術を素早く身につけることができますよね?
プログラミングも同じです。
スクールは割高だし・・・という声があることも承知しています。
独学で挫折してしまう理由の1つは、エラーが解消できないことなんです。
解消できるとしてもかなり時間を割くことになるでしょう。
そうして学習かけた時間はもちろんかけがえのない時間となりますししっかりと身についています。
しかし、その学習時間を効率よく手に入れられる、それがスクールなんです。
回り道をしているようで、実は時間を費用で解決できる。スクールにはそういうメリットがあると思います。
基礎知識をしっかり素早く手に入れたいという方はぜひスクールを検討してみてください。
私がおすすめするスクールはDMM WEBCAMP です。
こちらにはJavaコースがあります。
カリキュラムの内容もなかなかですので、いちど無料相談を受けてみてください。
こちらのスクールについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
はじめの一歩は戸惑いも多いですよね。でもせっかくエンジニアを目指してみたのでしたら、ぜひ一歩踏み出してください。
もし気になるスクールや教材があれば、TwitterのDMで問い合わせいただければ筆者が答えられる範囲でお答えします。
皆さんがエンジニアとして光り輝くお手伝いができれば幸いです。