巷ではプログラミングを学んでプログラミング業界に転職ブームですね。
3か月で40代未経験でも転職可能!
その記事は本当に信用できますか?
システムエンジニアとして27年間働いてきた、そして現役として働いている筆者が本当のことを教えます。
耳障りのいいことだけではありませんが、真実です。
Youtubeの広告のように「簡単です」「すぐに習得できます」なんてありえるでしょうか?
そんなわけないんですよ。もし簡単ですぐに習得できる技術なら、これほど世界中IT技術者不足になんてなりませんからね。
厳しいことを言われてもいい!本気で転職を目指しているんだ!という方に向けて、現役エンジニアである私が、本当に40代未経験でプログラマーに転職する方法を教えます。
厳しいことも書いていますが、本気で目指す方はぜひ読んでみてください。
40代未経験でプログラマーが難しいと言われる理由
40代未経験だとプログラマーになるのがなぜ難しいのでしょうか。
ここではその理由をひとつひとつ解説していきましょう。
プログラマーは職人なのだ
ズバリ、この一言に尽きます。
プログラマーは職人なのだ
プログラミングというのは技術です。
技術は一朝一夕には身につきません。
どんなスーパープログラマーでも複数の段階を経て今の知識を得ています。
残念ながらそこに至るまで、一足飛びにはできません。
一人前になるまでの道筋
ここでは一人前になる段階とその仕事の内容を解説したいと思います。
この期間はこんなことをしています。
- プログラムの技術の向上
- テストと証跡
- 業界での働き方(スケジュールとアラート)
この時期はひたすら技術力の向上に努めます。
たくさん覚えることがあるので大変だとは思いますが、この時期を逃すと後々時間を作れなくなることも事実です。
新しい技術や技術の深堀、資格の取得などに全力を注いでください。
この3年間、どれだけ頑張れるかで独り立ちできるスピードは変わってきます。
- 仕様書の作成
この頃から個人差が生まれます。
仕様書にはレベルがあります。
詳細から基本、非機能要件やデータベース・・・それらすべてをこの時期に学んでいきます。
見習いの頃に頑張った人や元々能力が高い人はどんどん次のステージへと進んでいきます。
できない人は一生このステージのままなんて人もいますし、そんな人が実は少なくありません。
ここでもしっかり技術と設計の力をつけることが重要です。
このステージになると少し時間は取られますが、まだまだ勉強する余地はあります。
新しい技術や自分の技術の向上、資格の取得に勤しみましょう。
この頃になると個人の差はかなり開いてきます。
技術力やコミュニケーション能力が高い人は1人前として独り立ちしている人もちらほら出てきます。
この頃はこんなことを学びます
- スケジューリング
- チームマネジメント
7年目~10年目でようやく独り立ちです。
この頃はこんなことを学びます
- プロジェクトマネジメント
- 予算管理
学習するボリュームが多い
ITの世界は技術の進化が凄まじく早いです。
今年の流行も3年後にはオワコンなんてこともザラなんです。
未経験の場合、基礎を固めながら最新の技術も学ぶ必要があるため、学習内容がどうしても大きくなってしまいます。
20代であれば、まだ時間に余裕がありますが、40代ですと急いで習得しなければなりません。
そのため、どうしても短期間にたくさんの技術を身につける必要があります。裏を返せば挫折する率も上がってしまうということです。
年収は見習いレベル
これはIT業界だけに限った話ではありませんが、異業種に転職すると見習いレベルの年収からスタートします。
特にIT業界では、前職が年収の査定にプラスになることはまずありません。なぜなら、技術がないからです。
そのため、前職よりも年収が下がってしまうなんてことも少なくないんです。
見習いレベルの年収だと300~400万もらえれば良い方ではないでしょうか。
40代未経験者が応募できる企業が少ない
エンジニア業界は人は人が足りない!と叫ばれて久しいですが、残念ながら未経験者の40代を採用する企業は多くありません。
足りないのは未経験者ではなく、技術者なのです。
未経験で採用されるのは20代のほうが圧倒的に可能性があります。
なぜなら、育てていくのにとても時間がかかるからです。
40代未経験でプログラマーに転職する方法
いろいろと厳しいことを書きましたが、まったく40代未経験でプログラマーになる方法はないのかと言われると実はそうでもないと思っています。
ただ、やはり普通に転職しようとしても難しいのも事実です。
ここでは筆者が考える40代未経験者がプログラマーになるために取るべき最善の行動を解説していこうと思います。
短期集中で基本の技術を身につける
正直に言って、皆さんには時間がありません。
先ほどお伝えした通り、1人前になるには努力を続けても早い人でも5年~7年はかかります。
見習いレベルは転職したところからスタートしますので、ここまで読んでいただいた皆さんには、いかにスタートラインに早く立たないといけないことがわかっていただいていると思います。
まず最短でしっかりとした基礎を身につける必要があります。
一番効率的に学ぶ方法はやはりプログラミングスクールです。
プログラミングスクールの選定方法はこちらで記事を書きましたので参考にしてみてください。
私がおすすめするのはこちらです。
転職保証付きプログラミングスクール DMM WEBCAMP COMMIT
このDMMのWEBCAMPは転職保証がついています。
カリキュラムの概要も基礎がきちんと網羅されているので、現役エンジニアの筆者から見て合格の内容になっています。
短期間に集約されているので、かなり頑張る必要があるかとは思いますが、本気でエンジニアへの転職を目指すのであれば、ぜひ一度無料体験を受けてみてはいかがでしょうか?
無料体験を受講したからと言ってしつこい勧誘もないとのことなので、ぜひ一歩踏み出してください。
まとめ
40代未経験でエンジニアへの転職はかなりの高ハードルです。
ですが、無理でもありません。
40代での転職はなかなか高いハードルではありますが、40代であるということは前職のキャリアがあるという強みもあります。
社会人経験やこれまでのキャリアを活かせるプログラミング業界を目指すとさらに可能性は上がるでしょう。
短期間で技術を習得するにはスクールがおすすめですが、近年本当に怪しげな情報商材が溢れています。
ぜひそのような怪しげな情報商材または情報商材紛いの詐欺に引っ掛からないようにしっかりとしたスクールを選択してください。
不安な方はTwitterのDMでご相談いただければ、詐欺商材かそうでないか、または値段に見合っているのかくらいはお伝えできますのでご相談ください。
エンジニアを目指す皆さんと一緒に働ける日がくることを心待ちにしております!
これからプログラミングを学ぶ方向けにも記事を書いています。参考にしてください。