プログラミングの勉強に向いているパソコンは?選び方やポイントを紹介

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プログラミング学習
太郎さん
太郎さん

プログラミングを勉強したいんだけど、どんなパソコンを買ったらいいのかな?

のんたろ
のんたろ

プログラミングの勉強に使うパソコンですね!

では、今日はそのスペックや選ぶポイントをお教えしましょう!!

さぁ、プログラミングを勉強するぞ!ということで何はともあれ必要なのはパソコンですよね。
でも、パソコンなんて買ったこともないし、そもそもプログラミングをするならめちゃくちゃ高いパソコンが必要なのかな?と不安ですよね?

今日は、そんな悩みをズバッと解決していきましょう。

エンジニアによってそれぞれ好みはありますが、現役エンジニアであり、25年以上働いてきた私が推奨するスペックと購入時のポイント、おすすめパソコンをまとめてみました。

ぜひ参考にしてみてください。

プログラミング初心者が使うならOSは?

まずはOSを選択しましょう。

最近はChromeOSもありますが、使用できるソフトウエアが限られてしまうため、WindowsかMacのどちらかを選択してください。

それぞれを選んだ時の特長を説明します。

Mac

2大OSの1つです。私の印象だと、デザイン関係や動画の編集者が良く使っているイメージです。

その昔、デザインツールの多くがMac用しかない時代がありました。そのため、印刷会社やデザイナーは好んでMacを使用しており、その潮流が現代でも残っています。

Macで制作したWebデザインをWindowsで見るとダサくなる。などとも言われますが、現代のデジタルデザインの現場でもWeb制作を始めデザイン関係者はMacが多い印象ですね。

近頃ではWebデザイン会社がPHPやPython、RubyでWebアプリケーションを製作することも多かったり、フロントエンジニアを担うことも増えたためか、Macでプログラミングを行う方も増えています。

元々Mac OSはUnix系です。Unixは最近ではLinuxにその座を奪われていますが、Webサーバとして優秀なOSです。

そのため、Web系のプログラムをローカルで作成後、サーバにデプロイしたときに文字コードや不具合が起きにくいと言われています。

また、アプリケーションのインストールはAPPStoreから行うため設定が不要なので環境構築が簡単なことも好まれる理由かもしれません。

Windows

MacOSとは違い、Windowsは常に独自路線を貫いています。
LinuxやUnixとの関係は全くありません。主に使用する文字コードも異なります。

そのためWebアプリケーションの製作時には思わぬ不具合が発生することもあります。

また、現代のWindowsではグラフィックの表示もグラフィックボードなどを強化すると良いパフォーマンスを上げますが、MacOSに比べるとまだまだと言えるかもしれません。

Windowsは多くの企業や学校で取り入れられており、なじみが深いため今でもプログラミングで多く利用されています。

メリットとしては、MacOSよりも安いパソコンが売っているということでしょうか。

スペックの組み合わせで格安にも高級にもできるところが魅力の一つでしょう。

そういう意味でも「自分に必要なパソコン」を選びたいならWindowsを選ぶと良いかもしれません。

ちなみに筆者は25年以上ソフトウエアエンジニアとして働いていますが、今でもWindowsの方が使いやすいと感じています。

プログラミングを勉強し始めるときに最適なパソコンとは

さて、OSが決まったら、パソコンを選びましょう。

それぞの部品ごとに説明していきます。

メモリ容量は8GB以上

メモリは8GB以上必要です。

メモリとは、「一時的にデータを記録する部分」で、よく「作業台だ」と表現されることがあります。
机の広さですね。

机の上にたくさんの道具を広げることができると作業がしやすいですよね。メモリはその作業台の広さにあたります。
メモリの数が大きい=作業台が広い となります。

プログラミングでは、最低限8GB以上のパソコンを選びましょう。

ストレージはHDDよりSSD

ストレージとは、「データを保管しておく部分」で、よく「引き出し」に例えられることがあります。

ストレージの大きさは引き出しの大きさであり、どれだけのデータを保管できるか。となります。

また、ストレージにはSSDとHDDがあり、SSDはHDDに比べるとデータの書き込みや読み込みが素早く行えます。

プログラミングでストレスなく作業を行うのであれば、SSDを選択することをおすすめします。

容量は空きが少なくなると動作も鈍くなりますので大きければ大きいほど良いです。
しかし、SSDは大容量になると金額も跳ね上がりますので、ご自身の予算とよく相談しながらベストな容量を選んでください。

500GB だとだいたい5,000円~10,000円程度で販売していますので、オプションで追加する場合にはそのくらいの金額を想定してください。

CPUはi5以上

CPUはIntelのi5シリーズ以上が望ましいです。

ただ、望ましいだけで、i3で動かないか。というとそうでもありません。

これから購入するのであれば、i5シリーズの後半の世代(8世代以上)を購入してくださいね。

i5の10世代であれば、i7の8世代に匹敵する性能を持っている。とも言われます。

シリーズだけではなく世代にも気を付けましょう。

メーカー品か、BTOか

これはWindowsだけの話になりますが、Windowsは要件を満たしていればどんなパソコンにもインストールが可能です。

メーカー純正品と言われるものやBTO(Build To Order)と言われる受注生産を行うパソコンがあります。

メーカー品と言えば、日本製なら富士通、NECなどの誰でも聞いたことがあるメーカのパソコンですね。海外ブランドでもDELLやHP、最近だとASUSなどが挙げられます。

一方、BTOパソコンで有名なのはパソコン工房や、FRONTIERでしょう。

ある程度のパッケージから、オプションを付けたり外したり自分好みにオーダーできるところがBTOの良いところです。

私は、Windowsを選ぶならBTO一択ですね。メーカー品である必要は全く感じません。性能はスペックさえよければ一緒です。

「壊れた時に不安だよ」と言われる方もいますが、パソコン工房やFORNTIERであれば、メーカー品と同様に動作保証を付けることができます。

ASUSはかなりお安めですが、それ以外のパソコンに関して言えばスペックの割にかなり高額です。
同スペックでぜひBTOマシンと比べてみてください。

ノートパソコンかデスクトップパソコンか

一般的にノートパソコンの方が低スペックで高額になります。

家でしかプログラミングの勉強をしないのでしたらデスクトップをおすすめしますが、気分転換に家じゅうのあちこちを移動したり、プログラミングスクールなどに持ち出す予定があるのでしたら、ノートパソコンを買いましょう。

タブレットもあり?

プログラミングを勉強するためにタブレットはNGです。

最近ではアプリも少しずつリリースされていますが、まだまだ少ないですし開発するためには環境もスペックも全く足りていません。

タブレットはブロックプログラミングやHTML&CSSくらいまでにしておきましょう。

中古品はハードルが高い

良く中古品を買って勉強する方を見かけますが、私はあまりおすすめしません。

なぜなら、中古品はやはり「古い」ということが第1の理由です。

先ほどのCPUでも触れましたが、2世代変わるだけでかなり性能に差がでます。現在は12世代がリリースされていますが、8世代でも2017年に発売されているのです。

つまり、たった4年で性能に差が生まれるんですよね。

またパソコン自体にあまり詳しくない方であれば、例えば何かの故障や不具合があった時にも自分で対応しにくいですよね。

そういった意味でも、私は中古品をおすすめしません。

私個人的にもあまり中古品は好みません。プログラムを組んでいるときになぜか調子が悪くなってデータが飛んだりしたことが数回あり、それから中古品は避けています。(これは個人的な感想です。)

おすすめのPC3選

さて、ここまでいろいろと語ってきましたが、じゃぁあなたのおすすめは?と思いますよね。

Macに関しては、スペックを見て選んでいただくだけなので、今日はWindowsマシンで私のおススメするパソコンを3つご紹介します。

ラップトップ(ノートパソコン)

NLCシリーズ FRNLC510/S

前述しているスペックをすべて満たし、かつ10万円以内で購入できます。
こちらはIntelのcorei5シリーズです。
できれば、WindowsHomeなので、Proに変更することをおすすめします。(1万円ほどかかります。)

 

NLCシリーズ FRNLC710/S

こちらはIntelのcorei7シリーズです。
少しお値段が高くなります。

 

デスクトップ

 


省スペースCSシリーズ FRCSH510/B

こちらも高スペック、低価格のデスクトップです。
こちらも10万円前後とかなり優秀なマシンです。こちらのOSもWindowsProをおすすめします。
マウスやキーボード、モニターがついていませんので、必要であれば別途購入が必要になります。

最後に

プログラミングをするなら高スペックの高額マシンを買わなければ!と思っていたでしょうか?

実はそれほど高いマシンでなくてもプログラミングはできます。ただ今後もし職業としていくのであればもう少し高スペックのマシンを買っても良いかもしれません。

私たちエンジニアにとってパソコンは商売道具です。大体3~5年で買い換えが必要です。

今日ご紹介したスペックのマシンであれば充分パフォーマンスを発揮してくれますので、ぜひ検討してみてください。

もし、気になることがあれば、私にお答えできることはなんでも回答しますので、Twitter(@onon_noriko)のDMでお気軽に質問してください。

プログラミングの勉強の仕方についてはこちらの記事で詳細に解説しています。

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