入門書を買ってみたけど難しくて挫折してしまった。
本を買ったけど結局よく理解できなかった。
どんな本を買えばいいのかわかりません!というご相談を頂くことがあります。
今日は入門書や技術本、初心者さん向けの本を購入する際の私が見ているポイント3つを皆さんにお伝えしていきます。
本の選び方3選
では、実際に私が本を選ぶときに見ているチェックポイントをお伝えします。
- 中身を見る
- レビューを見る
- 書店で見る
この3つについてひとつずつ解説していきます。
中身を見る
気になった本を見つけたら、目次や試し読みをしましょう。
Kindle版だと高い確率で試し読みができますので、1ページずつ読んでみることをおすすめします。
ここで、「なんだか説明が物足りないな」や「ちょっと言い回しが難しいな」と思ったときは購入を見送りましょう。
どうしても試し読みができない場合は、目次を検索することで大体の中身を想像することができます。
例えば発行している会社の書籍紹介サイトや書店などに記載がある場合もあります。
検索するには「本の正式タイトル + 目次」で検索すると目的の目次を検索することができます。
もし、これでもどうしても目次や試し読みができない場合は、書店に行って手に取ってみることをおすすめします。
レビューを見る
レビューのチェックポイントは2つあります。
まずは、レビューの数です。
発行されたばかりの本のレビュー数が少ないのは仕方がありませんが、発行から数か月、数年経っていてレビュー数が一桁台である本はおすすめしません。
ある程度のレビュー数がある本を見つけたら、実際の口コミの内容を読んでみましょう。
口コミのチェックポイントも2つあります。
1つは投稿日時。いくらレビュー数や口コミ数が多くても口コミの最新の投稿日時が5年前や10年前だとすると、その当時はとても良い本だったのかもしれませんが、購入しようとしている今では古い情報になっている可能性があります。
投稿日時を確認したら、口コミの中身を実際に確認しましょう。
10件批評があったとき、概ねの評価が良ければそのタイトルに見合った本だと考えてよいでしょう。
中には不満と取れる内容があるかもしれません。その方の不満の内容も良く確認します。
「難しかった」や「よくわからなかった」等については、その方の背景やレベルがわからないため、参考にはならないと考えてよいでしょう。
具体的に「〇〇で躓いた」や「〇〇がわかりにくかった」などの批評を見て、ご自身でその部分が乗り越えられるか。を考えてみてください。
もし、一部わからない部分やエラーがあったとしても、インターネットを使って自己解決できるのか?その分の不満を差し引いてもこの目次の内容でご自身に学びがあるのかを考えることで、この本を購入するべきなのか。を見極められるようになります。
書店で見る
一番のおススメは書店で中身をざっと読んでみることです。
専門書だとなかなか棚置きされていることが少ないですが、入門書に関しては少し大きめの書店に行くと見つけることができます。
一応足を運ぶ前に書店に確認の電話をしておくことをおすすめします。
今はインターネットで在庫の確認ができる書店もありますので、そういったものを活用されるのも一つの手でしょう。
無料で本を手に入れる方法
裏技ではありませんが、図書館にリクエストを出して買ってもらう。ということもひとつの手です。
こうすることで、無料でほしかった本をゲットすることができます。(もちろんきちんと返却はしてくださいね。)
実はだいたいの図書館では、本のリクエストを受け付けています。利用者が「この本を置いてほしい」とリクエストすると案外買ってくれたりもするんです。
あまりにも高価な本や希少な本でなければリクエストが通ることがありますので、ぜひチャレンジしてみてください。
一度こうした形で読んでみて、良ければ購入して手元に置き続けるなんてこともできますよね。
最後に
今日は私が本を買うときに見ているポイントを3つ解説してきました。
この方法は本だけに限らず色々なものを購入するときにも応用できます。
ぜひ試してみてくださいね。
こちらの記事では今からプログラミングを学びたい初心者さん向けの本を解説しています。こちらも参考にしてください。